こんにちは。
相馬一進(そうまかずゆき)です。
これは、セルフイメージが低い人や、
人間関係が苦手な人に多いのですが、
とにかく「ありがとう」と言う人がいます。
私の知り合いでも、全然感謝をしていないのに、
口癖で「ありがとう」、「ありがとう」と
オウムのように言う人がいます。
なぜ、セルフイメージが低い人や、
人間関係が苦手な人は、とにかく感謝を伝えるのか?
それは、とりあえず感謝さえ伝えていれば
角が立たないから、ですね。
「ありがとう」と言われて
嫌な感情を持つ人は少ないからです。
こういう人は、自分の感情を相手に伝えるのが苦手で、
大抵の場合、自分自身が我慢をして、
自己犠牲をすることで、人間関係を構築しようとします。
私は、そういう人を見ると、
苦しそうだな、生きづらそうだな、
と憐憫の感を持ちます。
コミュニケーションで大切なのは、
自分が我慢をすることではありません。
また、インチキ自己啓発書によくあるように、
「人を思いのままに動かす」のでもありません。
自分も、相手も、両方ともおもんばかって、
より良いアイディアを見つけることが
コミュニケーションの本質です。
ですから、「人を思いのままに動かす」といったことが
書かれているコミュニケーションの本は全て、
詐欺師か、お子様が書いた本です。(笑)
もしあなたが、誰かから思いのままに
動かされそうになったとしたら、
どういう気持ちになるでしょうか?
まあ、いい気はしないですよね。
ですから、
「人を思いのままに動かそう」という時点で、
相手の気持ちを感じ取れない、
極めて共感性が低い詐欺師か、
あるいは、
「自分は何でもできるんだ」という誇大化した自己像や、
「何でも自分の思いのままにしたい」という幼稚性が
抜け切れていないお子様で確定なのです。(笑)
最近、こういったお子様な大人は
世界的に増えてきていますが……
ご参考:
インスタント社会の弊害
繰り返しになりますが、
自分も、相手もおもんばかって、
より良いアイディアを見つけることが
コミュニケーションの本質です。
もし、あなたが人間関係で自己犠牲をしているなら、
精神的に苦しくないですか?
正直、そんな状態のメンタルでは、
ビジネスとか起業以前の問題なので、
早く改善することを強くお勧めします。
コメント
最近、友達や仕事仲間との付き合いでよく気を遣う事がよくあります。
今回のブログの内容に少し当てはまるんじゃないかと考えました。
今は特に自己否定が強くなってきたと感じていて、調整していこうと思ってるのですが、僕はいつも過去の 達成体験リスト を見返すことと、誰かの行動を見て批判的になったとき、その人の良いところを探したり。特定の嫌な人に関してもその人の良いとこをリストアップしています。
もちろん強烈に不安を感じたときとか、ふと誰かに嫌な目で見られてるんじゃないかと思ったときには100%自己肯定的でいられるという訳じゃないのですが
相馬さんが自己肯定感を高めるうえでやっていること、またそのときの感覚や考え方で注意してることはなんでしょうか?
ご返答していただければ幸いです。