こんにちは。
相馬一進(そうまかずゆき)です。
これ、セミナーとか、塾とか、教材とか、本とか、
色々なことに言えることですが、
「結果を出している人から学べば
結果が出ると勘違いしている人が非常に多い」
のです。
例えば。
仮に、あなたがゴルフをやっていたとして、
ゴルフがうまくなるために、誰かから無料で習えるなら、
タイガー・ウッズから習いたいですか?
それとも、タイガー・ウッズのコーチから
習いたいですか?
あなたは、どちらを選ぶでしょうか。
あなたは違うと思いますが、
世の中の大衆というのは、
ここでなぜかタイガー・ウッズを選びます。
「名選手、名監督にあらず」ということは
よく言われることです。
ですから、タイガー・ウッズを選ぶのは
まったく合理的、論理的ではありません。
でも、世の中の大衆というのは、この、
「成功者から学べば、成功できるとは限らない」
ということに気づいていません。
盲点(スコトーマ)になっているのです。
とは言え、どういう人から学べば結果が出るのか、
しっかりとした判断基準を持っていて、
それを論理的に説明できる人は
「世の中の10%くらい」
だなあと感じています。
また、結果を出している人が無意識にやっている
行動プロセスを分析して、それを自分自身に
取り入れることができている人は、もっと少なくて、
「世の中の3%くらい」
だと感じています。
私がセミナーの参加者に、
・学ぶ人の判断基準や、
・無意識の行動を真似するスキルを、
しっかりと伝えているのには、こういった意図があります。
こういった判断基準やスキルがないと、
結果を出すのは、確率的に考えて
ほんの一握りの人だけになってしまいますからね。