こんにちは。
相馬一進(そうまかずゆき)です。
私は、起業の初心者から、
「相馬さん、こんな画期的なビジネスモデルを
思いついてしまったのですが、どう思いますか!?」
と、アイデアに評価を求められることがあります。
どうも、その人の中では、その思いついたアイデアが
とても素晴らしいように感じてしまっているのです。
「このビジネスモデルならイケる!」
と捕らぬ狸の皮算用までしていることさえも。
ですが、専門家から見ると、そういうアイデアって
大したことがないことが多いのです(笑)。
こういった、つまらないアイデアに対して
評価を求められたときに、私が言う台詞はこれ。
「キル・ユア・ベイビー!(お前の赤ちゃんを殺せ!)」
もちろん、ここでいうベイビーとは
つまらないビジネスモデルのアイデアを指します。
※この「キル・ユア・ベイビー!」という台詞は
出版マーティングコンサルタントの土井英司さんが
出版企画のアイデアに対してよく言っている言葉です。
これは出版企画のアイデアだけでなく、
ビジネスモデルのアイデアでも
まったく同じだと私は考えています。
成功する起業家ほど、自分の赤ちゃんを殺す数が多いからです。
100個くらいのビジネスモデルを考え、
そのうち90個は実践するまでもなく殺します。
そして、残りの10個だけお金をかけずに小さくテストして、
その10個中1個が成功するイメージですね。
私も色々なビジネスモデルは思いつきますが、
本当に良いアイデア以外は殺すようにしています。