こんにちは。
相馬一進(そうまかずゆき)です。
今日は、起業をし始めたばかり方への
アドバイスなのですが、
「3Mの法則」
を守ることを意識して下さい。
私が言うところの、3Mの法則とは、
・物言い(話し方や敬語)
・身だしなみ(服や靴、髪型など)
・マナー(行儀や作法)
の3つの頭文字(M)をとったものです。
私自身、起業したばかりの方に対して
仕事を依頼する時はたまにありますが、
それは、正直なところ、
仕事の品質を信頼して依頼したというよりは、
その起業家のスタートを応援したいという気持ちで
仕事を依頼していることがほとんどです。
つまり、起業したばかりの方が、いくら
「私はこんなことができます」と言ったとしても、
依頼する側としては、半信半疑なのです。
ですから、仕事の質を証明して
「加点」をもらおうとしても、無意味です。
それよりも、物言い、身だしなみ、マナーといった
仕事に最低限必要なところで、
「減点」されないことの方が大事なのです。
例えば、身だしなみ1つとったところで、
特に若い起業家の中には、フォーマルな靴についての
知識が全くない方もいて、驚かされます。
フォーマルな順としては、
1.ストレートチップ
2.プレーントゥ
3.キャップトゥメダリオン
4.ウィングチップ
5.モンクストラップ
ですよね。(常識だと思いますが、念のため。)
世の中の経営者というのは、
本物、一流のものをたくさん見ていますから、
そういったところにはうるさいのです。
私は会社員時代に、百貨店の紳士服売り場で
働いていたのもあるかもしれませんが、
「ローファー」
を履いている起業家の方を見ると、
正直なところ見識を疑います。
ローファーというのは、
もともと「怠け者」という意味ですから、
仕事を依頼したくはないですね。(笑)
もちろん、ローファーの中には
オールデンなど、本物もあるのですが、
一部の靴好きの経営者にしか分からないので、
避けておいた方が無難は無難です。
起業したばかりのときは、
加点を考えることも大事ですが、
減点を減らすことも考えてみて下さい。