こんにちは。
相馬一進(そうまかずゆき)です。
先日、目標設定について書きましたが、
実は目標を立てなくてもいい方もいます。
それは、女性的な方です。
「女性的」という表現をすると
誤解をされる方も多いのですが、私は、
「男性はこうであれ! 女性はこうであれ!」
と自分の理想を押し付けたいのではありません。
そうではなく、心理学的な観点で、
血液中の男性ホルモン(テストステロン)が
多いか、少ないかということについて話したいのです。
血液中の男性ホルモン(テストステロン)の量が多いと
「目標に向かって驀進(ばくしん)する性格」
になりやすいのです。
こういった方にとっては、
目標はなくてはならないものです。
これがないと、前に進めないからです。
一方で。
血液中の男性ホルモン(テストステロン)の量が
少ない女性的な方の場合、
「自分の価値観や感情にしたがって行動する性格」
になりやすいのです。
例えて言うなら、
何かあらかじめて決めておいた特定の商品だけを
一直線で、最短時間で買い物するのではなく、
(=男性ホルモンの量が「多い」人の性格)
ウィンドウショッピングのように
ピンと来る商品を買う感じです。
(=男性ホルモンの量が「少ない」人の性格)
ウィンドウショッピングは、
まさに、価値観や、そのときの気分で
ブラブラとお店を歩きますよね。
そう、それが男性ホルモンの量が「少ない」人の
典型的な行動パターンです。
つまり、男性ホルモンの量が「少ない」人の場合、
何か目標という形でカッチリと決めすぎると
窮屈な感じがしてしまうのです。
「ウィンドウショッピングをして、
ピンと来るものだけを買いたいのに、
他の選択肢を見ないで買いたくない!」と。
残念ながら、セミナーの講師は男性が多いので、
当然のことながら
「目標を立てましょう!」
とおっしゃる方は多いです。
ただし、あなたが目標を設定しようとしたときに
あまりにも窮屈な感覚があるのであれば、
無理に目標を立てるのはやめましょうね。
特に、日本人を含むアジア人は、
白人や黒人に比べて、血液中の男性ホルモンの量が
少ないことが分かっています。
ですから、無理に「欧米流の目標設定」の方法を
取り入れる必要はありません。
欧米流の方法とは、乱暴に言えば、
「目標を立てて、そこに向かって驀進しろ」
という感じですが、私はこれは
ほとんどの日本人には無理だと思っています。
ですから、目標を立てられなくても、
安心して下さいね。