こんにちは。
相馬一進(そうまかずゆき)です。
自己肯定感が低い人ほど、
嫌な依頼をされたり、不快なことをされたりしたときに
「ノー」と言えません。
自己肯定感が非常に低い人だと、
押し売りされても思わず買ってしまったり、
自分からサービス残業をしてしまったりします。
いや、正確に言うと、これは因果が逆ですね(笑)。
「ノー」を言えないからこそ、自己肯定感が低いのです。
なぜか?
それは、自分のことを大切にするよりも、
他人のことを大切にしているからです。
自分のことを一番大切にできるのは
他ならぬ自分自身なはずなのに、
その自分が他人を優先してしまっているんですよね。
つまり、他人に「ノー」を言わないことは、
「私は他人よりも価値が低い人間である」
と自己洗脳することと同じです。
「ノー」を言うことは、
自分を世界で一番に大切にすることなのです。
つまり、「私はもっと自分を大切に扱っていんだ」
という許可を自分に出すことです。
すると、少しずつ自己肯定感も上がっていきます。
ここまで書いて、思い当たるフシがある人は
ぜひ「ノー」を言ってみてください。
正しい「ノー」の言い方は、
私の講座『お金の心理学』の中でだけお伝えしています。
なぜなら、間違ったやり方で「ノー」を言うと、
人間関係を壊してしまうからです。
ちなみに、今日の話には例外があって
ナルシスト(自己愛が強い人)はこの限りではありません。
「自分は優れた存在で、他人から大切にされるべき」
という誇大自己を持っている人たちは、
相手に「ノー」を言ってもらうようにしましょう。
それでようやくバランスがとれるのです。